主催が振り返る今年一年のAKIBA.swift #akibaswift
はじめに
おばんです、弊社の営業日も残り二日となり、冬休みが近くなってテンション上がってきた田中です。フゥー!!!
今回はAKIBA.swiftの一年を振り返る記事になります!
AKIBA.swiftとは
クラスメソッド株式会社が主催する、プログラミング言語 Swift とその周辺技術の勉強会です。
発展を続ける Swift とその周辺技術の動向を追い、初心者/上級者/老若男女を問わず、情報交換の場として機能することを目的としています。
趣味/仕事で Swift に触れている方 Swiftを用いたiOS開発に携わっている方 これから Swift の勉強をはじめるという方 なんかSwiftが好きだという方 などなど大歓迎です!
という勉強会です!
発足の流れ
僕がクラスメソッドに入社する前から初代主催の田宮宙比己さんがSwiftの勉強会をやりたかったという経緯があったようです。僕ももともとSwift合宿を開催したり、Swift勉強会を仙台で開催したりしてたこともあり、東京に来ても勉強会を開催するつもりだったのでクラスメソッド入社早々、田宮さん、田中コーメイさん、僕とという三人を主メンバーとして開催の流れになりました。
主メンバー
初代主催の田宮宙比己さん
田中コーメイさん
田中賢治
これまでの開催を振り返る
回数と周期
回 | 日時(曜日) |
---|---|
第一回 | 4月26日(火) |
第二回 | 5月30日(火) |
第三回 | 6月24日(金) |
第四回 | 7月26日(火) |
コラボ | 8月29日(月) |
第五回 | 9月27日(火) |
第六回 | 10月25日(火) |
第七回 | 11月29日(火) |
忘年会 | 12月20日(火) |
毎月開催の周期で今年は全9回開催でした。
だいたい月の最終週の火曜が多いですね。AKIBA.swiftの開催スケジュールは夏休みの宿題を一番最後の方にやる方式が取られています。運営がギリギリを攻めすぎるタイプなのがAKIBA.swiftの特色かもしれません。
運営スタッフ
二代目主催とは名ばかりです。AKIBA.swiftが継続開催できたのはひとえに!支えてくださったスタッフの方々、社員の方々、バックアップしてくれた会社、そして参加者様の方々のおかげです!ありがとうございました!
来年はもっとスタッフを増やし、さらに規模を大きくしていくかも!?
開催テーマ(サブタイトル)
connpassのサブタイトルから。
回 | テーマ(サブタイトル) |
---|---|
第一回 | try! Swift 振り返り勉強会 |
第二回 | SwiftとObjective-Cとの文法比較 |
第三回 | WWDC 2016 情報共有会 |
第四回 | Swift LT大会! |
コラボ | スペシャルコラボ!! |
第五回 | フリートーーク!! |
第六回 | fastlaneハンズオン |
第七回 | フリートーーク!! |
忘年会 | 前日に告知する勉強会、それがAKIBA.swift |
テーマは主に運営の独断と偏見、それと最近はiOS/Swiftコミュニティでお会いする方々の意見を取り入れながら決めています。「こんなテーマでやりたい!」とか「こういう技術の布教活動をしたい!」などある方は運営スタッフに言っていただければ取り入れるかもしれません。コラボのお誘いもお待ちしております!
セッションタイトルと登壇者
セッションタイトル | 登壇者 |
---|---|
try! Swiftを振り返る | 岸川 克己さん |
Blending Culture in Twitter Client | 田中 賢治(ktanaka117) |
SWIFT IN THE CLOUD | Caesar Wirthさん |
Swiftの型システム | 平川 剛一さん |
Enumはデキる子 ~case .Success(let value):~ | 田中 孝明さん |
Objective-C のキャストと Swift の型変換を比べてみる | 熊谷 友宏(es_kumagai)さん |
WWDC16のLabで既存プロジェクトをXcode 8対応する方法を聞いてきました | 植岡 和哉(fromkk)さん |
WWDC 2016 Personal Recollection | 岩井 雅幸さん |
(セッションタイトルが見当たりませんでした、すみません!) | 市川 仁さん |
(セッションタイトルが見当たりませんでした、すみません!) | 平屋 真吾さん |
RxSwiftを使用したアプリケーション説明 | Daisuke Nagataさん |
Swiftをキメると気持ちいい! | 田中 孝明さん |
iOS×BLEで苦しまないために | Kohei Tabataさん |
初めての自作ライブラリを案件に導入して脳汁ブシャーした話 | 田中 賢治(ktanaka117) |
Swift始めて3ヶ月の時に作ったライブラリがGithubのスター1000越えた話 | szk-atmosphere(marty-suzuki)さん |
Swift英語塾 | 田宮 宙比己さん |
UIライブラリを作ったので紹介 | 廣瀬 雄大さん |
UITableViewとのSwiftyな付き合い方を考えてみる | takasekさん |
チーム開発にSwiftLintを導入してみた ・詳細版 | ikamooonさん |
進化を続けるSwift/iOSに追随し続けるために | Kohei Tabataさん |
Swiftで便利なライブラリやUIパーツに工夫を凝らしてUIを彩るサンプル例(ライブラリ選定とベース作成) | 酒井 文也(fumiyasac)さん |
LLDB の世界からみた Swift | dealforestさん |
Objective-Cのプロジェクトをリニューアルを機にSwift移行し始めた話 | marty-suzuki(szk-atmosphere)さん |
Swift 3 を書くときに知っておきたい API デザインガイドライン | 熊谷 友宏(es_kumagai)さん |
CAshapeLayerの塗りつぶしルールでちょっとリッチな描画をしよう | 田中 賢治(ktanaka117) |
More Server Side? Swift | 田中 孝明さん |
Server Side Swift, Vapor を触ってみた | Yutaka Tajikaさん |
watchOS 開発ことはじめ | ketanchoさん |
ContainerViewとStoryboardとSwift3.0の交響曲(シンフォニー) | 酒井 文也(fumiyasac)さん |
fastlaneで快適な開発ライフを | Kohei Tabataさん |
fastlane x iOSアプリのCI | tarappoさん |
Touch to Touch Bar | 田中 孝明さん |
1年前に作った物と同じ目的のライブラリをまたSwift 3で作ってみた | 植岡 和哉(fromkk)さん |
Swift Library - Pencil | naruさん |
ぼくがかんがえたさいきょうのクリーンアーキテクチャ部分適応 | 田中 賢治(ktanaka117) |
それをEnumるなんて とんでもない! | takasekさん |
まだ Storyboard で消耗しているの? | loveeさん |
Swift Package Manager入門 | Shohei Ohnoさん |
合計で38個の発表がされました!
中には複数回登壇していただいた方もいらっしゃいました。振り返ってみるとひとくちにSwiftといえど、言語仕様、書き方、設計、サーバーサイド、iOSとそのエコシステム、ライブラリだったりと様々なジャンルの良いお話をいただけました。
今後とも登壇者募集していきます。発表練習くらいの軽い気持ちでも構いません、「最近こういうことやってるんだけど、どう思う?」みたいにざっくりライトに発表していただいても構いませんので、お気軽に手をあげてみてください。
累計参加人数
だいたい260人!!
この数値の求め方: (connpassの参加人数の合計 + ClassMethod参加者の合計) * 0.8
0.8をかけているのは正確な値を把握していないからです...! connpass登録から参加なさらない方がだいたい2割、とみて0.8という数字を設定しています。
累計キャンセル数
242人!!
この数値の求め方: connpassのキャンセル人数の合計
なぜこの数値を出したかというと、ドタキャンでないキャンセルをわざわざしていただけることが運営としてとてもありがたいことだからです。
「東京の勉強会は申込数から実際に人がくるのは7割、8割くらい」という説がありますが、水物だったりします。「いっぱい申し込みがある!人が来てくれる!」と思ったらそうでもなかったり、「それを見越して参加枠は大きめに取ろう!」と思うと会場の準備が大変だったりなどなど...。
この課題はきっと多くの勉強会やコミュニティに共通した課題なのではないか、という想いから数値を出してみました。
- どうにも体調がすぐれない
- 参加しようと思ってたけど気分が変わった
- もっと大事な用事ができた
- お仕事が...、お仕事が終わらんのじゃ...!
などなど、全然お気になさらないでください!来れなくなった方はぜひ早めのキャンセルを!
AKIBA.swiftはありがたいことに、しっかりとキャンセル処理をしてくれる人が多かったように感じています。おかげで再度告知を打ったり、参加登録が多めなので枠を増やしたりなどの調整がスムーズに行えました!ありがとうございます!
Slackもあるよ
開催のお知らせを最速で流したり
技術に関する質問などがあったり
こんな会話が繰り広げられているとても楽しいところです。
AKIBA.swiftのSlackに入りたい方がいらっしゃいましたら、僕にメールアドレスと入りたい旨を伝えていただけたら招待を飛ばします。お気軽にご相談ください。
来年の抱負
- AKIBA.swiftの説明をシンプルにしたい。三行で言えるくらいに
- おそらく界隈で一番目的がふわっとしていると思うので、ふわっと感を逆手にとってより気軽に参加してもらえるようにしてきたい
- コラボ開催を増やしたい。AKIBA.swiftだけど出張しますのでぜひお声がけください!来ていただいてもオッケーです!
- AKIBA要素をもっと増やしたい!
最後に
重ね重ねにはなりますが、今年一年続けてこられたのは参加いただいた皆様、支えてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!
来年もより一層楽しい会にしていきますので、今後ともよろしくお願いします!(`・ω・´)キリッ
参考・関連
- AKIBA.swift を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 第二回AKIBA.swift を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 第三回AKIBA.swift を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 「AKIBA.swift 第4回」を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- AKIBA.swift×Swift愛好会を開催しました! #love_swift #akibaswif | Developers.IO
- 「AKIBA.swift 第5回」を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 「AKIBA.swift 第6回」を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 「AKIBA.swift 第7回」を開催しました! #akibaswift | Developers.IO
- 2016年 AKIBA.swift忘年会を開催しました! #akibaswift | Developers.IO